竹村 文

療育専門家 翻訳家
コロンビア大学大学院教育研究科 教育学修士
幼児教育 特別支援専攻

一般社団法人Maoris 療育専門セラピスト
ムーブメント・ベースド・ラーニング協会認定 理事

Ensemble(アンサンブル)画像

フロリダで自閉症を持つ子供のためのドルフィンセラピーを経験したことを契機に、発達に凸凹のある子どもの支援を一生の仕事とすることを決意。サンディエゴ州立大学にて、幼児教育を学ぶ。在学中に、発達に凸凹のある子どもたちのレスパイトケア、放課後等デイサービスでの個別指導および学習指導を経験し、特別支援教育の重要性を肌で感じたことから、更に特別支援教育を専門的に学び深める。
コロンビア大学大学院教育研究科にて、幼児教育、特別支援教育を専攻研究し教育学修士を取得後、幼稚園や福祉施設において早期教育・早期療育に携わる。また南カリフォルニアにて、学校や自宅訪問型ABAセラピストとして活躍する。ABA(応用行動分析)、認知行動療法、TEACCH(※1)、PECS(※2)、ソーシャルスキル等を学ぶ。
2012年に帰国後、身体志向のアプローチと原始反射の残存する子どもたちへの支援に関心を持ち、ブレインジムインストラクター、MBLインストラクターの資格を取得。2015年にアンサンブルを設立し、これまでの豊富な臨床経験を活かし子どもの社会性や学習力を育むための発達段階に沿った運動提案、ブレインジム講座やBBA講座の提供、個人法人を問わず特別支援教育のコンサルティングをおこなっている。遊びながら脳を活性化するアンサンブルトイの販売などもおこない、国内外から厳選した療育教材の普及にも力を注ぐ。
訳書に「教師と親のための子どもの問題行動を解決する3ステップ」「I Am the Child 特別支援を必要とする子どもたちと一緒にブレインジムをつかって~セシリアと11人の子どもたちの物語~」がある。

※1 TEACCH (Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped CHildren )
※2 PECS(Picture Exchange Communication System)「絵カード交換式コミュニケーションシステム」

Ensemble(アンサンブル)画像

出典『I Am the Child』表紙